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有価証券報告書2026年9月24日提出ショーボンドホールディングス株式会社

ショーボンドHD、連結営業利益は微増でも連結受注残は11.3%減

公共構造物の補修・補強を手がけるショーボンドホールディングスの当期は、連結売上高が減るなかで連結営業利益は小幅に増えた。一方、連結受注高は売上高を下回り、受注済みで売上計上前の工事を示す連結受注残高は縮小した。足元の採算と、今後の工事量につながる受注を分けて読む必要がある。

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連結営業利益を支えた粗利益率

当期の連結売上高は89,204百万円で前期比1.7%減、連結営業利益は20,831百万円で同0.2%増となった。

会社によると、当期の連結業績では、耐震補強用材料などの販売が増えた一方、国と高速道路会社向けの工事売上が低調だった。減収下でも連結売上総利益率が29.9%と高水準を保ち、売上総利益が増えたことが、連結営業利益の小幅増につながったという。

連結の国内建設セグメントでは、当期の売上高は84,847百万円と前期比2.2%減、セグメント利益は19,675百万円と同0.8%減だった。主力事業では売上高、利益ともに減少した。

連結受注残高は減少、国からの受注増では補えず

2026年6月期の連結受注高は80,004百万円と前期比2.7%減だった。連結受注残高は前期末の81,698百万円から当期末の72,498百万円へ減少した。

会社は、当期の連結受注について、高速道路会社の発注量が低迷するなか、国発注の工事獲得に注力して国からの受注は増えたものの、地方自治体と高速道路会社からの受注が前年を下回ったと説明している。連結受注残高の減少は、連結受注高が連結売上高を下回った結果だとしている。

翌期の確認点は、会社が見込む発注回復

会社が示した2027年6月期の連結業績予想は、売上高90,000百万円、営業利益21,000百万円で、「中期経営計画2027」の財務目標の達成は厳しい状況だとしている。一方、連結受注高は当期比18.7%増の95,000百万円を見込む。会社はNEXCO東日本の耐震補強工事発注の回復を想定し、期末の連結受注残高の積み上げに努める方針を示している。これらは会社の予想・方針である。

NEXCO東日本の発注回復は実際の連結受注高に表れ、期末の連結受注残高の積み上げにつながるか。

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