エヌジェイHD、連結営業利益は51百万円から183百万円へ 連結最終損益は赤字転落
ゲームの開発・運営受託と携帯電話販売店の運営を手がけるエヌジェイホールディングス。2026年6月期は、ゲーム運営サポートの海外対応業務とモバイル事業の新店舗が連結増益を支えた。一方、連結決算で投資有価証券評価損192百万円を計上し、親会社株主に帰属する当期純損失は119百万円となった。事業の利益改善と、最終損益を押し下げた損失の両方を確認したい。
連結営業利益は増加、最終損益は赤字へ
2026年6月期の連結売上高は前期比9.2%増の9,949百万円、連結営業利益は同259.4%増の183百万円となった。前期の連結営業利益は51百万円だった。
連結経常利益は前期の31百万円から183百万円に増えた。一方、連結の親会社株主に帰属する損益は、前期の31百万円の純利益から119百万円の純損失へ転じた。
ゲームの海外対応業務とモバイルの新店舗が支えた
連結セグメントのゲーム事業は、売上高が前期比6.6%増の6,969百万円、セグメント利益(営業利益)が同30.4%増の308百万円となった。
会社によると、連結セグメントのゲーム事業では、受託開発・自社開発の各プロジェクトの原価増加や運営タイトルの終了が減益要因となった。それでも、ゲーム運営サポート分野の海外対応業務が拡大し、増益となった。
連結セグメントのモバイル事業は、売上高が前期比16.5%増の2,925百万円、セグメント利益(営業利益)が同26.6%増の129百万円となった。
会社は、連結セグメントのモバイル事業について、新店舗の収益寄与と端末価格の上昇を増収の主因と説明する。利益面では、イベントなどの販促強化で販売台数が概ね前年並みを維持し、新店舗の利益が計画を上回ったとしている。
連結経常利益を上回った投資有価証券評価損
連結決算では投資有価証券評価損192百万円を特別損失として計上した。連結経常利益183百万円を上回る額で、税金等調整前当期純損益は△9百万円となった。
さらに連結の法人税等合計は98百万円となった。非支配株主に帰属する当期純利益12百万円を差し引いた後の、親会社株主に帰属する当期純損失は119百万円だった。
次に確かめる開発収益性と最終損益
会社は2027年6月期の連結営業利益目標を400百万円としている。連結セグメントのゲーム事業では翻訳など海外対応業務の拡大と新規開発案件の収益性改善、モバイル事業では店舗運営ビジネスの拡大に取り組む方針だ。
- 連結セグメントのゲーム事業で、海外対応業務の拡大に加え、開発案件の収益性改善が利益にどう表れるか。
- 連結営業利益の改善とともに、特別損失・税負担を含めた親会社株主に帰属する損益はどう変わるか。
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- EDINET原本 PDF 1ページ
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