グリーンズ、連結営業利益10.4%増でも連結純利益は減少 繰越欠損金の解消で税負担増
コンフォートホテルなどを展開するグリーンズの2026年6月期は、客室単価と稼働率がともに上がった。連結売上高は前期比8.8%増の53,998百万円となり、連結営業利益も伸びたが、親会社株主に帰属する当期純利益は減少した。ホテルの営業状況と税負担の変化を分けて読むと、利益の動きが見えてくる。
最終減益の背景は、繰越欠損金の解消に伴う税負担
2026年6月期の連結売上高は前期比8.8%増の53,998百万円、連結営業利益は同10.4%増の6,964百万円、連結経常利益は同18.1%増の6,899百万円となった。
連結の税金等調整前当期純利益は前期の5,736百万円から7,136百万円に増えた。一方、連結の法人税等合計は476百万円から2,138百万円に増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は5,260百万円から4,997百万円に減少した。
会社は、連結決算で賃貸借契約解約益を特別利益に計上した一方、繰越欠損金の解消に伴い法人税等を計上したことから、親会社株主に帰属する当期純利益が減少したと説明している。
当期の連結特別利益には、賃貸借契約解約益230百万円も含まれる。前期の同項目は計上がなかった。
ホテルの単価・稼働率はともに上昇
グリーンズグループはホテル事業を営む。宿泊特化型ホテルを中心に全国展開するチョイスブランドと、三重県・東海地方を中心にシティホテルや宿泊特化型ホテルを展開するオリジナルブランドを持つ。
2026年6月期のグループ全体の客室稼働率は前期比1.5ポイント上昇の80.6%、客室単価は同5.1%増の10,442円だった。期末のグループのホテル数は120店舗、客室数は16,942室となった。
連結のブランド別売上高は、チョイスブランドが前期比9.3%増の47,164百万円、オリジナルブランド及びその他の事業が同5.1%増の6,833百万円だった。ホテル事業は単一セグメントであり、この内訳は報告セグメント別ではなくブランド別の販売実績だ。
会社は連結増収の背景として、新規開業店舗と前期にコンフォートホテルERAへブランドを変更した店舗の増収に加え、既存店舗の客室単価上昇を挙げる。連結営業利益の増加も売上の増加によると説明している。
次は営業状況と税負担を併せて確認
次の開示では、グループの客室単価と稼働率、連結営業利益がどう動くか。親会社株主に帰属する当期純利益については、連結の税負担や特別損益も併せて確かめたい。
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- EDINET原本 PDF 25ページ
- EDINET原本 PDF 27ページ
- EDINET原本 PDF 28ページ
- EDINET原本 PDF 68ページ
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