レーザーテック、連結売上高8.3%減でもグループ受注は回復――売上計上までの時間差
半導体向けの検査・測定装置を手がけるレーザーテックの2026年6月期は、連結売上高が減る一方、グループの受注高が前期の105,226百万円から237,504百万円へ回復した。会社は減収について、前期の受注高の影響と説明している。今回の業績を読む鍵は、受注の動きと売上に計上する時点の違いにある。
減収減益でも、グループの受注は回復
2026年6月期の連結売上高は230,485百万円で、前期の251,477百万円から8.3%減少した。連結営業利益は105,259百万円となり、前期の122,843百万円から14.3%減少した。
グループの受注高は前期の105,226百万円から237,504百万円へ回復した。なお、グループの受注高には受注取消・変更などによる調整額が含まれる。
会社は、主要販売先である半導体業界ではAIデータセンター関連需要が一段と高まったと説明している。その環境下でグループの受注高は回復したものの、連結売上高は前期の受注高の影響で減少したとしている。
連結の装置売上高は減少、サービス売上高は増加
連結の品目別売上高は、半導体関連装置が前期比17.2%減の168,090百万円、その他の製品が同32.5%減の3,747百万円となった。一方、連結のサービス売上高は同36.5%増の58,646百万円となった。
グループが販売した製品に対する別契約のサービスには、顧客の要請に応じた都度の契約と、一定期間の保守契約がある。前者はサービス完了時、後者は契約期間に応じて収益を計上する。
売上計上の時期を確かめる
グループの会計方針では、製品の引き渡しと無償保証期間の提供を別々の履行義務として扱う。製品の引き渡し分は、顧客が製品を検収した時点で収益を認識する。無償保証分は保証期間に応じて均等に計上する。
会社は、グループの半導体関連製品には販売価格が非常に高額な装置があり、顧客都合で納入や検収の時期が変わると、少数の変動でも単年度のグループ業績に影響する可能性があると説明している。
- 次の開示では、回復したグループの受注が連結売上高にどう表れるか。納入・検収時期に関する会社説明と、連結の装置売上高・サービス売上高の動きを併せて確かめたい。
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- EDINET原本 PDF 1ページ
- EDINET原本 PDF 16ページ
- EDINET原本 PDF 17ページ
- EDINET原本 PDF 18ページ
- EDINET原本 PDF 61ページ
- EDINET原本 PDF 66ページ
- EDINET原本 PDF 67ページ
報告書の基本情報
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。