ANA、連結売上17.5%増でも営業減益 国際線好調の一方、燃油費が重荷
ANAホールディングスの2026年4〜9月期は、国際線旅客の好調と、前年に連結子会社となったNCAの収入が加わったことなどで航空事業が増収となった。一方、会社は燃油費の増加などを連結減益の理由に挙げる。需要の強さだけでなく、増収の中身と費用の動きを合わせて読む必要がある決算だ。
国際線旅客の好調が支える航空事業
2026年4〜9月期の連結セグメントの航空事業は、売上高が前年同期比19.2%増の1,289,233百万円、営業利益が同15.8%減の80,132百万円だった。売上高にはセグメント間の売上高を含む。
会社によると、グループのANAブランド国際線旅客は、原油価格の変動に伴って燃油サーチャージが高騰したものの、旺盛な訪日需要や日本発のレジャー需要を取り込み、旅客数・収入ともに前年同期を上回った。
NCAの比較期間と燃油費を押さえる
グループの貨物事業で開示するNCAの実績は2025年7月1日以降を対象とする。前年の4〜9月期には7月以降の実績が含まれるため、今回の4〜9月期との比較では集計期間の違いにも留意が必要だ。
会社は、連結セグメントの航空事業について、国際線旅客の好調に加え、前年に連結子会社となったNCAの収入が加わったことなどで増収となった一方、燃油費などの増加によって営業減益となったと説明する。連結全体の減益についても、燃油費の増加などを理由に挙げている。
次に追うのは需要と費用の動き
次の開示では、グループの国際線旅客需要と燃油費がそれぞれどう動き、航空事業の増収・減益という関係が変わるかを確認したい。
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。