日本駐車場開発、連結営業利益11.2%増 駐車場の契約増と別荘販売が寄与
日本駐車場開発の2026年7月期は、駐車場、スキー場、テーマパークの主要3事業がそろって増収増益となった。会社は、連結営業利益の増加を支えた主な要因として、駐車場の物件数・契約件数の増加と、テーマパーク事業の別荘販売による増益を挙げる。事業ごとに、契約の積み上げ、来場者の単価上昇、不動産販売と、成長の中身が異なる。
連結増益を支えた駐車場と別荘販売
2026年7月期の連結売上高は40,707百万円、連結営業利益は8,515百万円で、前期比ではそれぞれ10.5%増、11.2%増だった。連結営業利益率は前期の20.8%から20.9%へ0.1ポイント改善した。
会社は、連結営業利益の増加の主因を、駐車場事業の物件数・契約件数の増加による増益と、テーマパーク事業の別荘販売による増益と説明している。
駐車場の契約増、テーマパークは集客と不動産販売
以下は2026年7月期の連結セグメント業績で、売上高にはセグメント間の内部取引を含む。
駐車場事業の連結セグメント売上高は前期比7.8%増の19,238百万円、営業利益は同9.9%増の4,934百万円となった。グループの国内駐車場は新規契約226物件に対し解約72物件で、154物件の純増だった。前期の113物件純増を上回り、期末の国内運営物件数は1,666物件となった。
会社は、グループの駐車場事業の増収について、検索サイト経由の問い合わせ・成約件数の増加に加え、新規物件の受注と既存物件の契約率・収益改善が進んだためと説明している。
テーマパーク事業の連結セグメント売上高は前期比16.9%増の8,993百万円、営業利益は同27.2%増の1,707百万円となった。グループの同事業では、遊園地の来場者数が前期比4.6%増の958千人、宿泊者数が同6.8%増の226千人となった。
会社は、グループのテーマパーク事業の増収要因として、新規コンテンツや小学生以下の宿泊無料キャンペーンなどによる遊園地来場者・宿泊者の増加と、高額不動産の売却の進展を挙げている。
スキー場は暖冬・小雪でも冬季客数を維持
スキー場事業の連結セグメント売上高は前期比9.9%増の11,498百万円、営業利益は同5.7%増の2,373百万円となった。グループの冬季来場者数は1,883千人と前シーズン並みで、そのうちインバウンド来場者数は前シーズン比23.2%増の544千人だった。
会社によれば、グループのスキー場では人工降雪機への継続投資が暖冬・小雪の中で営業期間の確保に寄与した。リフト券価格の見直しや飲食・ラウンジなどのサービス拡充により、付帯売上を含む来場者1人当たり売上高は過去最高となった。一方、グリーンシーズンの来場者数は天候不順や高温などの影響で前期を下回ったという。
次の開示で確かめたいこと
- グループのテーマパーク事業で、来場者・宿泊者の増加と別荘販売は、それぞれ次期の業績にどう表れるか。
- グループのスキー場事業では、冬季の客数・客単価とグリーンシーズンの集客がどう変わるか。
今回の連結増益を読む軸は、駐車場の契約拡大、別荘販売を含むテーマパークの収益、スキー場の客数と単価だ。主要3事業の増収増益を、それぞれの成長要因に分けて追うことで、次の変化を捉えやすくなる。
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- EDINET原本 PDF 1ページ
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報告書の基本情報
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。