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半期報告書2026年10月15日提出株式会社三陽商会

三陽商会、半期の連結営業赤字が拡大 粗利率は前年並みに回復

三陽商会の2026年3〜8月期は、連結売上高が前年同期比4.0%減の25,953百万円となり、連結営業損失は前年同期の213百万円から499百万円へ拡大した。会社によると、グループの既存顧客売上は前年を上回ったものの、フリー客売上の低迷と百貨店を中心とする店舗数の減少が減収につながった。粗利率の持ち直しと経費抑制が、利益にどこまで届いたかが今回の焦点だ。

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半期の連結営業損失は499百万円へ拡大

2026年3〜8月期の連結売上高は前年同期比4.0%減の25,953百万円、連結営業損失は499百万円だった。前年同期の連結営業損失は213百万円で、半期の赤字幅は拡大した。

同じ半期の連結経常損失は前年同期の149百万円から421百万円へ、親会社株主に帰属する中間純損失は299百万円から555百万円へ拡大した。

既存顧客は堅調でも、フリー客と店舗数が減収要因に

会社によると、半期のグループの既存顧客売上は前年を上回った。一方、慎重な消費行動を背景にフリー客売上が前年を下回り、百貨店販路を中心とした店舗数の減少も影響して、グループの売上高は前年を下回った。

粗利率が戻っても、粗利額は減少

会社は、グループの第2四半期について、セール販売の抑制や値引き・販売促進施策の見直しもあり、売上高は前年を下回ったと説明する。その一方で、定価で売る商品の粗利率を概ね計画どおり確保し、販促施策の適正化と値引き販売の抑制に取り組んだ結果、粗利率は前年を上回ったとしている。

会社によると、グループの半期の粗利率は第2四半期の改善によって概ね前年と同水準まで回復した。販売費及び一般管理費も、新規ブランドや新店への投資を続けながら前年を下回る水準に抑えた。ただし、売上高の減少による売上総利益額、つまり粗利の金額の減少を補うには至らず、連結営業損失となったという。

次は売上確保と粗利額を確認

会社はグループの施策として、百貨店でSANYO Style STOREをはじめとするブランド複合型ショップの展開拡大と外商需要への対応強化を進めている。ファッションビルやショッピングセンターでも、新規顧客の獲得に向けた商品開発と販路開拓に取り組んでいるとしている。

グループの値引き抑制と顧客・販路開拓が進むなか、連結売上高と粗利額はどう変化するか。

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