テラスカイ、上期の連結営業利益117.3%増 連結セグメントの製品事業も黒字転換
クラウドの導入開発や自社製品を手掛けるテラスカイは、2026年3〜8月の連結売上高が前年同期比22.9%増、連結営業利益が117.3%増となった。連結セグメントでは、主力のソリューション事業が増益となり、製品事業は赤字から黒字に転じた。会社は両事業で外注費の抑制効果を挙げており、増収と費用面の改善が重なった上期だった。
売上の伸びを上回る営業増益
- 2026年3〜8月の連結売上高は16,365百万円で前年同期比22.9%増、連結営業利益は1,361百万円で同117.3%増となった。
- 連結の親会社株主に帰属する中間純利益も、前年同期比116.3%増の880百万円となった。
会社説明:主力はクラウド導入開発と外注費抑制が支える
連結セグメントのソリューション事業は、上期売上高が前年同期比22.8%増の15,173百万円、セグメント利益(営業利益)が同37.4%増の2,044百万円となった。売上高はセグメント間取引を含む。
会社は、連結セグメントのソリューション事業の増収要因として、Salesforceを中心としたクラウド導入開発、BeeXのAWSライセンス販売などの好調に加え、キットアライブの連結子会社化を挙げている。営業増益には外注費の抑制や、Quemixとタイ法人の売上増による赤字縮小も寄与したとしている。
連結セグメントの製品事業は赤字から黒字へ
連結セグメントの製品事業は、上期売上高が前年同期比23.4%増の1,312百万円となった。セグメント損益(営業損益)は、前年同期の80百万円の損失から86百万円の利益に転じた。売上高はセグメント間取引を含む。
連結セグメントの製品事業について会社は、mitocoをはじめとする全製品のサブスクリプション(継続課金)売上が前年同期より増え、ERP製品の販売に伴う導入売上も発生したと説明している。営業損益の改善には、前年度の米国法人解散や外注費の抑制なども効果をもたらしたとしている。
各事業のセグメント利益は、全社費用や内部取引消去などを調整して連結営業利益につながる。
営業活動による資金収入も増加
上期の連結営業キャッシュ・フローは1,324百万円の収入となり、前年同期の710百万円の収入を上回った。連結投資キャッシュ・フローは655百万円の支出だった。
会社は、連結営業キャッシュ・フローの収入について、税金等調整前中間純利益や減価償却費、契約負債の増加などが資金を増やす一方、売上債権・契約資産の増加や法人税等の支払いなどが資金を減らしたと説明している。連結投資キャッシュ・フローの支出は、主に無形固定資産と投資有価証券の取得によるものだ。
次は連結セグメントの製品事業の黒字の持続性を確かめる
連結セグメントの製品事業は、継続課金売上の増加を伴いながら営業黒字を維持できるか。
今回の連結セグメントの製品事業では、継続課金売上の増加と導入売上の発生に加え、前年度の米国法人解散や外注費抑制も営業損益の改善要因に挙がった。次の開示では、売上の伸びと費用面の効果がそれぞれどう続くかを確かめたい。
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。