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半期報告書2026年10月14日提出株式会社竹内製作所

竹内製作所、連結売上16.0%増でも関税負担が残る――価格転嫁・還付後も1,728百万円の減益要因

油圧ショベルやクローラーローダーを販売する竹内製作所は、2026年3〜8月にグループの主要市場である北米・欧州で販売台数を伸ばした。連結業績は増収増益だったが、米国関税への対応が利益を左右している。価格転嫁に加えて関税還付もあった今回の利益と、支出超過に転じた連結営業CFを読み解く。

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販売台数と価格が連結売上を押し上げた

会社によると、グループの北米販売はクローラーローダーの堅調な需要と、需要が低調なミニショベルへの販売プログラム活用で台数が増えた。欧州でもミニショベル需要が緩やかに回復した。連結売上高の増加には、販売台数の増加に加え、米国関税の価格転嫁、欧州の販売代理店向け値上げ、円安が寄与した。

連結利益に残った関税負担と、米国の減益

会社は、連結業績に対して米国関税が1,728百万円の減益要因になったと説明した。内訳は関税コスト増7,684百万円に対し、価格転嫁3,331百万円、関税還付2,625百万円だった。原油価格高騰に伴う販売運賃の増加なども利益を押し下げたが、売上高の増加などで連結営業増益を確保したとしている。

連結セグメントのうち米国は、当中間期の売上高が前年同期比18.5%増の75,377百万円、セグメント利益が同4.3%減の4,237百万円となった。

会社によると、連結セグメントの米国では、関税負担に加え、数量に応じた値引きの対象となる大手レンタル会社への販売比率が増えたことなどが減益要因となった。

連結営業CFは支出超過に転じた

当中間期の連結営業CFは△11,113百万円で、資金流出超過となった。前年同期の連結営業CFは3,549百万円の資金流入超過だった。

会社は、当中間期の連結営業CFの資金流出要因として、売上債権の増加、棚卸資産の増加、仕入債務の減少、法人税等の支払などを挙げた。CF計算書における各項目のCFへの影響額は、それぞれ△24,049百万円、△5,242百万円、△4,874百万円、△4,909百万円だった。

グループの2026年8月末の現金及び現金同等物は、前連結会計年度末から21,992百万円減少し、34,243百万円となった。同時点でグループに有利子負債はない。

次に追うのは関税の内訳と資金回収

  • 今後の連結業績では、関税コスト、価格転嫁、関税還付の内訳がどう変わり、米国セグメントの利益にどう表れるか。
  • グループの売上債権と在庫は次の開示でどう動き、連結営業CFにどう表れるか。
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