PR TIMES、配信サービスの利用企業は14.4%増 連結営業利益は7.4%減
PR TIMESの2026年3月1日〜8月31日は、主力のプレスリリース配信サービスで利用企業が増え、月間の配信件数も過去最高を記録した。一方、連結業績は増収ながら営業減益だった。サービスの広がりと利益の動きが分かれた半期を、売上総利益と販管費、事業の見直しから読む。
配信サービスの利用企業と件数が拡大
主力のプレスリリース配信サービス「PR TIMES」は、利用企業数が前年同期比14.4%増の133,784社となり、国内上場企業の66.7%が利用している。2026年7月のプレスリリース件数は月間46,939件と過去最高を記録した。
会社は、グループの主力事業である「PR TIMES」の基盤強化を中心に、認知度向上と新たな顧客層の獲得を目指して活動したと説明している。
連結の売上総利益と販管費はともに増加
2026年3〜8月の連結売上高は前年同期比8.0%増の5,049百万円、連結営業利益は同7.4%減の1,751百万円だった。連結の親会社株主に帰属する中間純利益は同11.6%減の1,125百万円となった。
連結損益計算書では、売上総利益は前年同期の3,935百万円から4,332百万円に増えた。一方、販売費及び一般管理費(販管費)は前年同期の2,043百万円から2,580百万円に増加した。
当上期の連結損益計算書には、本社移転費用101百万円が特別損失として計上されている。この費用は営業利益より後の段階で反映されるため、営業減益の要因とは分けて読む必要がある。
Jootoは一般提供終了へ、顧客対応を継続
会社は、タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」の一般提供を2027年7月31日に終了し、同事業を廃止すると決めた。終了までは既存顧客へのサービス品質とセキュリティを維持し、データ移行や料金精算などに対応する方針だ。トヨタ自動車向け業務管理ツール「標準の箱」は廃止対象に含めず、提供を続けるとしている。
次の開示で確かめたいこと
- 次の開示では、連結売上総利益と販管費がそれぞれどう動き、連結営業利益にどのように表れるか。
- Jootoの提供終了に向けた顧客対応はどう進み、事業廃止の業績への影響はどのように説明されるか。
Jootoの終了方針だけから利益改善を見込まず、今後の説明を確認する必要がある。
原本の参照箇所を確認する
- EDINET原本 PDF 3ページ
- EDINET原本 PDF 12ページ
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。