ダイセキ、連結営業利益12.0%増 ダイセキ単体の主力の廃液処理は計画を若干下回る
工場廃液を中心とする産業廃棄物処理を主力とするダイセキは、2026年3〜8月の連結売上高・利益が過去最高となった。一方、会社の説明では、ダイセキ単体の主力事業は過去最高を更新しながらも計画には若干届かなかった。土壌汚染処理と鉛リサイクルは計画を上回り、大型タンク等の洗浄は一部案件が下期へずれ込むなど、グループ内の進み方には違いがある。
連結の増収増益を確認する
2026年3〜8月の連結売上高は前年同期比3.8%増の37,492百万円、連結営業利益は同12.0%増の8,345百万円となった。
同期間の連結経常利益は前年同期比13.4%増の8,657百万円、連結の親会社株主に帰属する中間純利益は同23.1%増の5,805百万円となった。会社は、連結売上高・利益ともに過去最高の業績と説明している。
過去最高でも、主力事業は計画を若干下回る
ダイセキ単体の産業廃棄物処理事業について、会社は原材料費・販管費の上昇があったものの、リサイクル燃料の原料となる廃液を積極的に獲得し、売上高・利益ともに過去最高を更新したと説明する。ただし、売上高・営業利益・経常利益は計画を若干下回った。前年同期との比較で示す連結の増益と、単体事業の計画達成状況は分けて読む必要がある。
土壌処理・鉛再生は計画超過、タンク洗浄は後ろ倒し
グループのダイセキ環境ソリューションでは、前期から続く関東地区と今期受注した中部地区の大型工場案件などにより、土壌汚染処理関連事業の売上高・利益が計画を上回ったと会社は説明する。ダイセキMCRの鉛リサイクル事業も、原材料費などの上昇があったものの、今期からの価格改訂の効果もあり、売上高・利益が計画を上回ったという。
グループのシステム機工が手掛ける大型タンク等の洗浄事業は、一部案件が下期へ後ろ倒しとなったことにより、売上高・利益が計画を下回ったと会社は説明する。
ダイセキグループは環境関連事業の単一セグメントで、事業別のセグメント情報の記載を省略している。
次に確かめたいこと
- ダイセキ単体の廃液処理で、原料となる廃液の獲得と費用の動きが、今後の売上高・利益や計画達成状況にどう表れるか。
- グループのシステム機工で、下期へ後ろ倒しとなった大型タンク等の洗浄案件はどう進むか。
原本の参照箇所を確認する
- EDINET原本 PDF 1ページ
- EDINET原本 PDF 3ページ
- EDINET原本 PDF 12ページ
報告書の基本情報
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。