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半期報告書2026年10月6日提出株式会社パルグループホールディングス

パルグループHD、連結営業益1.1%増 雑貨は粗利益率改善でも減益

衣料と「3COINS」などの雑貨を展開するパルグループホールディングスの2026年3〜8月は、両事業で利益の動きが分かれた。連結売上高は前年同期比4.1%増の121,931百万円、連結営業利益は同1.1%増の14,254百万円だった。衣料が増益となる一方、雑貨は売上総利益率が改善しても営業減益となった。雑貨の売上と、人件費を中心とする販売費及び一般管理費の伸びの違いが、今回の業績を読む鍵となる。

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衣料は増益、雑貨は減益

2026年3〜8月の連結セグメント別営業利益は、衣料事業が9,424百万円、雑貨事業が4,814百万円だった。前年同期はそれぞれ8,947百万円、5,137百万円で、衣料が増益、雑貨が減益となった。

会社は、連結の衣料事業ではヤングカジュアルブランドが好調に売上を伸ばし、4週間のMD(商品計画)サイクルで店舗の鮮度を高め、店舗売上が回復軌道に乗ったと説明している。また、SNSや自社ECで得たデータを適時適量の発注に生かし、在庫管理、定価販売の強化、値引き販売の抑制を進めた結果、売上総利益率が大きく向上したとしている。

会社によると、連結の雑貨事業は、付加価値に応じた価格設定と初期発注数量の調整による廃棄削減で、売上総利益率が前年同期をさらに上回った。ただし、売上は気温変動や自然災害などに左右され、伸びが期初想定を下回った。人件費を中心とする販管費の伸びが売上の伸びを上回り、営業利益は減少したという。商品の売上から原価を引いた段階の採算改善が、営業増益にはつながらなかった。

新商品と衣料・雑貨の同梱発送で売上拡大を狙う

会社は、グループの販売施策として、新規出店や移転増床による店舗大型化と「3COINS」の新商品投入を進めている。期首から同ブランドのEC倉庫を衣料事業と統合し、「パルクローゼット」で衣料と雑貨の同梱発送を可能にした。会社は両方の商品を組み合わせて購入してもらう効果を狙っており、下期に向けて商品開発担当の人員・体制も増強し、売上拡大を進める方針だ。

  • 連結の雑貨事業で、新商品投入や衣料との同梱発送を進めるなか、売上と販管費の伸びの関係はどう変わるか。

増益の一方、営業活動の資金収支はマイナス

2026年3〜8月の連結営業キャッシュ・フローは3,040百万円の支出超過だった。前年同期は12,910百万円の収入超過で、連結営業利益が増えた一方、営業活動の資金収支はマイナスとなった。

連結キャッシュ・フロー計算書の仕入債務は、前年同期には12,408百万円の増加による資金増加要因だったが、当中間期には12,221百万円の減少による資金減少要因となった。一方、当中間期の棚卸資産の減少は717百万円の資金増加要因だった。

会社は、連結営業キャッシュ・フローの資金減少要因として、仕入債務の減少12,221百万円、法人税等の支払い4,821百万円などを挙げている。税金等調整前中間純利益13,959百万円や棚卸資産の減少などが資金増加要因だった一方、営業活動全体では支出超過となった。

  • グループの営業キャッシュ・フローと仕入債務の増減は、下期にどう推移するか。
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