ハンズマン、個別営業利益3.1%増 値上げ抑制で粗利率は低下
ホームセンターを営むハンズマンの2026年6月期は、個別売上高が前期比1.0%増、個別営業利益が同3.1%増となった。会社は、仕入価格が上昇する中でも販売価格の引き上げを抑えたと説明する。増益の中身を読むには、商品の販売で得る粗利益と、店舗運営などにかかる費用を分けて見る必要がある。
客数・客単価はともに小幅増
2026年6月期の個別売上高は35,251百万円で、前期比1.0%増となった。全店ベースの来店客数は同0.3%増、客単価は同0.7%増だった。
会社は個別業績について、原材料価格の高止まりや円安によって仕入価格が上昇する一方、販売価格の引き上げを抑えたため、売上総利益率が低下したと説明する。取引先で廃番や値上げが相次ぎ、一部の商品群では一時的な欠品も発生したが、代替商品の発掘や新たな仕入先の開拓を進めたとしている。
個別営業増益を支えた費用の減少
- 個別の売上総利益(粗利益)は前期の11,014百万円から11,006百万円へ減少した。個別の売上総利益率は前期比0.3ポイント低い31.2%となった。
- 個別の販売費及び一般管理費(販管費)は前期の9,777百万円から9,731百万円へ減少した。このうち個別の減価償却費は906百万円から841百万円へ減った。
- 個別営業利益は前期の1,236百万円から1,274百万円へ増加し、前期比3.1%増となった。
会社は、個別の販管費が減価償却費や水道光熱費の減少などによって前期を下回ったと説明している。
個別の粗利率と販管費は、今後それぞれどう動くか。
ハンズマンの個別営業増益は、粗利率が低下する中での販管費減少に支えられた。次の開示でも、売上の伸びとともに、粗利益と費用の両方を追うことが業績の理解につながる。
原本の参照箇所を確認する
- EDINET原本 PDF 1ページ
- EDINET原本 PDF 8ページ
- EDINET原本 PDF 32ページ
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。