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有価証券報告書2026年9月16日提出株式会社CIJ

CIJ、連結営業利益20.7%増 増収に加え、想定外の案件コスト増を抑制

システム開発を手がけるCIJの2026年6月期は、連結売上高が前期比9.4%増、連結営業利益が同20.7%増となった。公共・エネルギー分野の受注が堅調に推移するなか、会社は増収と案件コスト増の抑制を増益の背景に挙げる。公共分野の事業拡大に向けた子会社化も進めた。

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売上の伸びを上回る連結営業増益

2026年6月期の連結売上高は前期比9.4%増の29,424百万円、連結営業利益は同20.7%増の2,619百万円となった。連結の親会社株主に帰属する当期純利益も同20.7%増の1,804百万円だった。

グループはシステム開発と関連サービスの単一セグメントで事業を展開する。連結の売上品目別では、システム開発の売上高が前期比7.0%増の24,936百万円となった。

会社は、公共・エネルギー分野の受注が堅調に推移したことなどを連結増収の理由に挙げる。連結利益については、増収に加え、前期の一部案件で発生した想定を上回るコスト増を当期は抑えられたことなどで増加したと説明している。

公共分野を広げる子会社化

CIJは2025年12月1日、インフォテックソリューションを連結子会社化した。同社は官公庁や社会インフラ系のシステム開発に豊富な取引実績を持つ。

会社はインフォテックソリューションの連結子会社化を、グループの公共分野の事業拡大に向けた施策と位置づける。技術者のスキルアップや顧客層の拡大を通じ、顧客への提供価値を高めることを目的としている。

連結財務諸表に取り込んだインフォテックソリューションの業績は、2026年1月1日から6月30日までが対象となる。

営業活動の資金収入も増加

2026年6月期の連結営業キャッシュ・フローは2,048百万円の収入となり、前期の1,782百万円の収入から増加した。連結の現金及び現金同等物の期末残高は、前期末の8,214百万円から8,344百万円へ増えた。

次に追うのは受注・案件コストと公共分野の広がり

  • 次の開示では、グループの公共・エネルギー分野の受注動向と、案件コストが想定内に収まっているかを併せて確認したい。
  • インフォテックソリューションの連結子会社化を通じ、グループの公共分野の顧客層や事業がどう広がるかを確認したい。

子会社化後の業績比較では、連結に取り込む期間にも目を配りたい。当期に含まれるインフォテックソリューションの業績は2026年1月1日から6月30日までとなる。

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