Japan Eyewear HD、連結営業利益21.4%増 2ブランドで異なる成長の中身
金子眼鏡とフォーナインズを展開するJapan Eyewear Holdingsの2026年2~7月期は、連結売上が前年同期比14.8%増、連結営業利益が同21.4%増となった。会社によると、両ブランドの直営店販売が堅調だった一方、連結フォーナインズ事業の海外卸売には売上計上時期の繰り越しと納期遅延が重なった。ブランドごとの販売動向を分けて読むと、増収増益の中身が見えてくる。
連結営業利益は売上を上回る伸び
同グループは福井・鯖江で、自社で企画・デザインした眼鏡を製造し、独自の店舗を中心に販売している。
2026年2~7月期の連結売上は10,258百万円と前年同期比14.8%増、連結営業利益は3,503百万円と同21.4%増だった。前年同期の連結売上は8,937百万円、連結営業利益は2,886百万円だった。
同社はグループの事業展開の軸として、国内外の新規出店、フレーム販売価格の見直しなどを通じた一式単価の上昇、多様化するインバウンド需要の取り込みを挙げている。
連結2事業の実績と販売動向を比べる
- 当中間期の連結金子眼鏡事業は、売上7,061百万円で前年同期比20.2%増、セグメント利益2,794百万円で同25.6%増となった。
- 当中間期の連結フォーナインズ事業は、売上3,196百万円で前年同期比4.5%増、セグメント利益970百万円で同2.6%増となった。
連結各事業のセグメント利益は営業利益を示す。連結全体の営業利益には、各事業に配分しない全社費用の調整が入る。
会社によると、連結金子眼鏡事業はブランドの浸透に伴い直営店舗の販売が堅調に推移した。訪日客向け販売も安定的に推移し、アジアを中心とする海外直営店舗も順調だった。
会社によると、連結フォーナインズ事業の直営店販売は順調で、国内卸売上は前年並みの水準を維持した。一方、同事業の海外卸売上は、一部売上の計上が翌四半期へ繰り越されたことに加え、協力工場からの一時的な納期遅延も重なり、前年同期を下回った。
連結営業キャッシュ・フローも増加、次は海外卸売の経過を確認
当中間期の連結営業キャッシュ・フローは2,776百万円の収入で、前年同期比21.6%増となった。前年同期の連結営業キャッシュ・フローは2,283百万円の収入だった。
連結フォーナインズ事業で翌四半期へ繰り越された売上は、その後どの程度計上され、協力工場の納期遅延はどう推移したか。
今回の連結増収増益は、金子眼鏡事業の高い伸びと、フォーナインズ事業での直営店と海外卸売の異なる動きを併せて捉えたい。次の確認軸は、フォーナインズ事業の海外卸売に生じた計上時期・納期の影響がどう変わるかだ。
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