丸千代山岡家、個別経常利益26.8%増で中間期最高に
ラーメン山岡家を展開する丸千代山岡家は、2026年2〜7月の個別決算で、売上高と各利益が中間期の過去最高となった。既存店売上高は52カ月連続で前年を上回った。全店直営・店内調理を基本とする同社は、集客施策を続けるとともに、店舗展開に向けた人材育成も進めている。
既存店の増収が続き、個別営業利益も増加
- 2026年2〜7月の個別売上高は22,868百万円で前年同期比15.4%増、個別経常利益は2,538百万円で同26.8%増となった。
- 同期間の個別営業利益は前年同期の1,958百万円から2,487百万円へ増加した。個別中間純利益は前年同期比29.3%増の1,778百万円となった。
同社の既存店売上高は52カ月連続で前年を上回った。7月末の公式アプリ会員数は約223万人で、期初から39万人増加した。
同社は、公式アプリで週次クーポンと会員のポイントランクに応じたクーポンを配信し、来店客数の増加に努めたと説明する。期間限定商品で新規顧客の獲得を図り、動画配信サイトへの店舗・商品に関する投稿も、認知度の向上や新規顧客・リピーターの獲得に寄与したとしている。
出店とともに、人材育成の体制を整える
同社は全店直営、店内調理、24時間営業を基本とする。第2四半期には大曲店と武蔵村山店を新規出店し、道路拡張工事に伴い瑞穂店を移転した。7月末の店舗数は200店舗となった。
7月には北海道北広島市に大曲トレーニングセンターを開設した。北海道内の店舗従業員を中心に教育・育成を行う拠点であり、各エリアでもトレーナーの配置とマイスターの育成を進めた。
同社は「300店舗・47都道府県への店舗展開」を経営ビジョンに掲げる。出店と既存店の人員体制強化に向け、中途採用やパート・アルバイトからの社員登用を継続し、新設のトレーニングセンターも今後の店長候補者の育成に活用する方針だ。
個別営業CFは増加、投資や株主還元にも資金を使う
2026年2〜7月の個別営業キャッシュ・フローは1,559百万円の収入となり、前年同期の921百万円の収入から増加した。個別投資キャッシュ・フローは1,001百万円の支出で、このうち有形固定資産の取得による支出は933百万円だった。
同期間の個別財務キャッシュ・フローは1,322百万円の支出となった。個別の自己株式取得による支出は499百万円で、配当金の支払い、借入金の返済や社債の償還も行った。7月末の個別の現金及び現金同等物は、前期末から765百万円減少して5,211百万円となった。
次に確かめたい既存店・利益・人材の動き
集客施策について会社の説明はあるが、個別利益への寄与額までは示されていない。
- 次の開示では、同社の既存店売上高の動きと個別営業利益を併せて確かめたい。既存店売上の拡大が続くか、個別営業利益の伸び方はどう変わるか。
- 店舗展開に向けた採用や店長候補者の育成は、出店と既存店の人員体制強化とともにどう進むか。
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。