トミタ電機、連結営業黒字へ転換 電子部品材料事業が回復
トミタ電機の2026年2〜7月期は、連結売上高が前年同期比33.1%増の972百万円となり、連結営業損益も黒字へ転じた。フェライトコアやコイル・トランスを扱う電子部品材料事業では、国内の産業機器需要の増加や中国の車載需要の堅調さを会社が説明している。一方、連結の親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期を下回った。営業段階の回復と、前年の特別利益を分けて読む必要がある。
連結営業損益は黒字化、連結純利益は減少
2026年2〜7月期の連結売上高は972百万円で、前年同期比33.1%増となった。連結営業損益は前年同期の47百万円の損失から48百万円の利益へ、連結経常損益は前年同期の26百万円の損失から70百万円の利益へ転じた。
会社は連結損益について、原価率の改善と経費等の削減に努めた結果、連結営業利益を計上したと説明している。
連結の親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期の127百万円から56百万円へ減少した。前年同期の連結損益計算書には、役員退職慰労引当金戻入額が特別利益として計上されていたが、当中間期は計上されていない。
電子部品材料事業で国内需要が回復
会社は連結セグメントの電子部品材料事業について、国内で長期化していた顧客の在庫調整が改善し、半導体製造装置やFA向けなどの産業機器需要が増加したと説明している。中国でもEV向けの車載需要が堅調に推移し、同連結セグメントの増収につながったとしている。
- 連結セグメントの電子部品材料事業は売上高が前年同期比34.7%増の939百万円となり、セグメント損益は前年同期の71百万円の損失から23百万円の利益へ転じた。
- 連結セグメントの不動産賃貸事業は売上高が前年同期比1.0%減の32百万円、セグメント利益が同5.8%増の25百万円だった。
受注の増加がその後の業績にどう表れるか
連結セグメントの電子部品材料事業では、当中間期の受注実績が前年同期比48.0%増の1,087百万円、期末受注残高が前年同期比106.2%増の287百万円となった。
連結営業キャッシュ・フローは31百万円の収入となり、前年同期の174百万円の支出からプラスへ転じた。
連結セグメントの電子部品材料事業で増えた受注が、その後の売上高とセグメント利益にどう表れるか。
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