シーイーシー、上期の連結営業利益20.5%増 大型案件と自社製品が伸長
シーイーシーの2026年2〜7月期は、連結売上高が前年同期比13.7%増、連結営業利益が同20.5%増となった。システム開発・インフラ構築を担うインテグレーション事業が増収の中心だ。一方、ソリューション事業では自社製品の拡販などを背景に、連結セグメントの利益の伸びが売上の伸びを大きく上回った。
売上より大きく伸びた連結営業利益
2026年2〜7月期の連結売上高は前年同期比13.7%増の35,080百万円、連結営業利益は同20.5%増の4,160百万円だった。連結の親会社株主に帰属する中間純利益も同20.9%増の2,883百万円となった。
会社は、グループの顧客によるICT投資が堅調だったと説明する。連結利益面では販管費が増加したものの、高採算の注力事業を中心に伸長したとしている。
増収の中心はシステム開発・インフラ構築
上期の連結セグメント別では、インテグレーションの外部顧客向け売上高が前年同期比20.7%増の23,746百万円、営業利益が同19.4%増の4,976百万円となった。連結売上高の増加額4,236百万円に対し、この事業の増収額は4,071百万円だった。
会社によると、連結インテグレーションセグメントでは、古いシステムの移行を支援するマイグレーションサービスが2桁成長した。自動車産業向けの基幹システム開発も堅調で、インフラ構築では官公庁向け大型案件が牽引した。利益面でもシステム開発・インフラ構築の官公庁向け大型案件が牽引したとしている。
自社製品の拡販が進む一方、減収の事業もある
上期の連結ソリューションセグメントは、外部顧客向け売上高が前年同期比3.1%増の5,386百万円、営業利益が同46.6%増の1,321百万円だった。
会社は、連結ソリューションセグメントの増益要因として、増収と自社製品の拡販を挙げる。セキュリティサービスでは自社製品「SmartSESAME」の大型商談を獲得した。一方、同セグメントのデータセンター事業は、受注が伸びても、事業再編に伴う一部契約の終了や新規契約獲得の遅れにより減収となったという。
上期の連結コネクティッドセグメントは、外部顧客向け売上高が5,946百万円と前年同期からほぼ横ばいだった一方、営業利益は前年同期比5.2%増の1,228百万円となった。
会社によると、連結コネクティッドセグメントでは、自動車産業向けのデータ利活用基盤構築が伸びる一方、クラウドサービス開発や品質マネジメントではEV関連案件が減少した。同セグメントの増益は、注力事業の伸長と開発案件での継続的な生産性向上策によるとしている。
上期の連結セグメント利益には、主に各事業へ配分していない全社費用による調整が入る。当期の調整額はマイナス3,365百万円で、調整後の連結営業利益が4,160百万円となるため、各事業の利益の単純合計とは一致しない。
次は大型案件の進捗と契約状況を確かめる
- 連結インテグレーションセグメントでは、官公庁向け大型案件とシステム移行サービスの進捗が、次期以降の売上・利益にどう表れるか。
- 連結ソリューションセグメントでは、自社製品の販売とデータセンターの契約状況が、その後の売上・利益にどう表れるか。
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