ブルドックソース、連結営業利益5.9%減 経常利益には有価証券売却益
ブルドックソースの2026年4月〜9月期は、連結経常利益が前年同期比28.6%増の1,042百万円となる一方、連結営業利益は5.9%減の284百万円だった。会社は経常利益について投資有価証券売却益などを挙げている。ソース販売の動きと、資産売却を含む利益の動きを分けて見ると、今回の業績がつかみやすい。
営業利益と経常利益は逆方向に動いた
2026年4月〜9月期の連結売上高は前年同期比0.3%増の7,400百万円、連結営業利益は5.9%減の284百万円だった。前年同期の連結営業利益は302百万円だった。
会社は当中間期の連結業績について、一部資材の高騰や電力費等の上昇があるなか、業務用商品の生産効率向上や資材仕様の見直しに努めたと説明している。また、連結経常利益については投資有価証券売却益などを挙げている。
当中間期の連結経常利益は前年同期の810百万円から1,042百万円に増えた。連結損益計算書の営業外収益に計上された投資有価証券売却益は、前年同期の388百万円に対し、当中間期は567百万円だった。
純利益を見るときは前年の固定資産売却益も確認
一方、連結の親会社株主に帰属する中間純利益は、前年同期の2,069百万円から702百万円へ減少した。連結損益計算書では、前年同期に計上された固定資産売却益が当中間期にはなく、特別利益の構成も前年同期とは異なる。
家庭用ソースは減収、業務用と輸出は増収
同グループはソース類の製造販売を単一の事業セグメントとしている。2026年4月〜9月期の連結売上の内訳では、家庭用ソースが前年同期比1.1%減の3,965百万円、業務用ソースが0.8%増の2,141百万円、輸出が2.9%増の324百万円だった。
会社はグループの家庭用ソースについて、復刻版や新商品などが好調だったものの、西日本で販売が振るわなかったと説明している。業務用ソースはスーパー総菜を中心に堅調に推移し、輸出では欧州の日本食レストラン増加と需要拡大が続いているとしている。
グループの売上区分は当中間期から変更され、家庭用・業務用ソースに含まれていた輸出額も「輸出」へ集計されている。前年同期の数値も組み替えられており、増減率は組替後の比較となる。
次は販売とコスト対応が営業利益にどう表れるか
会社は当連結会計年度の重要施策として、グループ全体で効率的な原材料調達と生産性向上を進める方針を示している。
グループの家庭用ソースの販売と、生産効率の改善は、今後の連結営業利益にどのように表れるか。
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