キーエンス、半期の連結営業利益50.0%増 売上の伸びを上回る
キーエンスの2026年3月21日~9月20日の連結業績は、売上高が前年同期比34.9%増、営業利益が50.0%増となった。電子応用機器の製造・販売を中心とする同社グループについて、会社は各地域で設備投資が堅調だったと説明する。営業活動で得た資金も増えた一方、売上債権や在庫の増加が資金を使う項目となっている。
連結営業利益は売上以上に拡大
当中間期の連結売上高は前年同期比34.9%増の735,399百万円、連結営業利益は同50.0%増の408,262百万円だった。売上の拡大とともに、営業段階の利益がより大きな伸び率を示した。
当中間期の連結経常利益は前年同期比48.9%増の424,348百万円、親会社株主に帰属する中間純利益は同49.4%増の298,675百万円となった。
会社は、当中間期の事業環境について、北中南米では幅広い業界が堅調で、アジアでは半導体・電気精密業界を中心に成長が続いたと説明する。欧州では持ち直し、国内では設備投資の回復基調が続いたとしている。こうした環境のなか、グループは中長期的な成長を維持する観点から、企画開発面の充実と営業面の強化を図ったという。
連結営業CFを見ると、売上債権・在庫にも資金が向かう
本業の営業活動で得た資金を示す連結営業CFは、前年同期の196,882百万円から当中間期は273,988百万円へ増えた。前年同期比の伸び率は39.2%だった。
当中間期の連結キャッシュ・フロー計算書では、売上債権の増加が△50,935百万円、在庫に当たる棚卸資産の増加が△31,661百万円の減少項目だった。前年同期は売上債権が996百万円の増加項目、棚卸資産が△5,624百万円の減少項目だった。利益だけでなく、売上代金の回収前に残る債権や在庫に資金がどれだけ向かうかも確認する必要がある。
次に確かめたい利益と資金の関係
次の開示では、グループの売上債権・棚卸資産の増減が連結営業CFにどう表れるか。
今回のキーエンスは、連結売上高を上回る連結営業利益の伸びを示した。営業活動で得た資金も増えており、次はグループの売上債権や在庫の動きと併せて、利益と資金の両面を確かめたい。
原本の参照箇所を確認する
- EDINET原本 PDF 3ページ
- EDINET原本 PDF 13ページ
報告書の基本情報
株式会社キーエンスを続けて調べる
今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。