アクシーズ、連結営業利益84.1%増 飼料安と効率化で原価率が低下
飼料の製造から鶏の飼育、加工、外食までをグループ内で手がけるアクシーズ。2026年6月期は連結売上高の伸びを大きく上回る増益となった。ただし、会社は足元の鶏肉相場の軟化も報告している。食品事業の収益改善がどのように生まれ、次に何を確かめるべきかを整理する。
売上の伸びを上回る連結営業増益
2026年6月期の連結売上高は前期比10.7%増の29,244百万円、連結営業利益は同84.1%増の3,905百万円となった。
連結売上原価は前期比2.9%増の20,343百万円にとどまり、連結売上原価率は前期から5.2ポイント低い69.6%となった。売上高に占める製造などの原価の割合が下がった。
会社は連結業績について、業務の効率化や諸経費の削減に加え、飼料原料価格が下落したことを売上原価率の低下と営業増益の背景として説明している。
食品は大幅増益、外食は増収減益
- 連結セグメントの食品事業は、売上高が前期比11.2%増の24,674百万円、セグメント利益が同121.7%増の3,332百万円となった。
- 連結セグメントの外食事業は、売上高が前期比9.3%増の4,112百万円、セグメント利益が同13.1%減の230百万円となった。
会社によると、連結セグメントの食品事業では主要取引先向けの販売と鶏肉相場が堅調に推移し、増収となった。利益面では効率化・経費削減に加え、鶏を育てるための肥育コストの下落が増益につながった。一方、外食事業はKFCの新規出店で増収となったものの、新店舗の費用先行や原材料費・人件費などの増加により減益となった。
次に確かめる鶏肉相場とコストの動き
会社は鶏肉業界の環境について、飼料原料価格が緩やかに下落する一方、人件費など他の製造コストの上昇が続いていると説明している。さらに、足元の鶏肉相場の軟化を挙げ、今後の事業環境は厳しい局面が見込まれるとしている。
次の開示では、鶏肉相場と肥育コストの変化が、連結セグメントの食品事業の売上高・利益にどう表れるかを確かめたい。
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- EDINET原本 PDF 1ページ
- EDINET原本 PDF 15ページ
- EDINET原本 PDF 17ページ
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今回の開示を確認した後は、会社全体の情報や、提出書類の一覧へ進めます。