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半期報告書2026年9月14日提出株式会社ユークス

ユークス、連結売上高43.9%増 「うたわれるもの」新作は販売予想を下回る

ユークスの2026年2~7月期は、連結売上高が前年同期比43.9%増の2,592百万円となった。会社は受託開発が堅調だったと説明する一方、連結子会社アクアプラスの新作販売は当初予想を下回ったとしている。前年同期にはアクアプラスの業績が含まれない点も、今回の増収を読むうえで押さえたい。

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連結増収を読む前に、比較対象の違いを確認

2026年2~7月期の連結売上高は2,592百万円で、前年同期の1,800百万円から43.9%増加した。連結営業利益は前年同期の51百万円から165百万円へ増加した。

アクアプラスは2025年8月に連結子会社となったため、前年同期の連結業績には含まれていない。今回の連結増収率は、同じ会社構成での比較ではない。

連結経常利益は前年同期の49百万円から144百万円へ増加したが、連結の親会社株主に帰属する中間純利益は32百万円で前年同期比5.3%減となった。連結損益計算書に計上された法人税等は、前年同期の16百万円から111百万円へ増加している。

受託は堅調、自社IPの展開には進捗の差

会社は、受託開発の安定収益を基盤に、作品などの知的財産であるIPからの収益を積み上げる方針を示している。当期を、受託開発の安定化とIP収益比率の向上に向けた成長基盤構築期と位置付ける。

  • 会社によると、受託開発では家庭用ゲームソフトを中心とする案件が堅調に推移し、独自のリアルタイムCG技術を活用するXR分野も安定的だった。「地球防衛軍5」「地球防衛軍6」のNintendo Switch 2向け移植開発や、初音ミク関連のライブCG制作に携わっている。遊技機分野は一部案件の立ち上げで稼働率が一時的に低下したものの、おおむね堅調だったとしている。
  • 会社は、自社開発ではアクアプラスが2026年5月28日に発売した「うたわれるもの 白への道標」の販売本数が当初予想を下回り、軟調だったと説明する。一方、「WHITE ALBUM2 Live Fes ~15th Anniversary~」のイベントグッズ通販は好調だったとしている。
  • 会社はグループ内の開発リソースを活用したIP展開として、「うたわれるもの 白への道標」と「モノクロームメビウス 刻ノ代贖」のNintendo Switch 2向け移植開発をユークスが担当したと説明する。

次に追うのは受託の継続とIP収益の進捗

ユークスのグループはデジタルコンテンツ事業の単一セグメントで、分野別のセグメント業績は記載されていない。

受託開発の堅調さが続くかとともに、自社開発作品の販売、グッズ通販、移植を通じたIP展開がどう進むかを次の開示で確かめたい。

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