オーエムツーネットワーク、連結営業利益23.0%増 外食の伸びをどう読むか
食肉小売と外食を手がけるオーエムツーネットワークは、2026年2〜7月期に連結売上高が前年同期比1.7%増、連結営業利益が同23.0%増となった。連結外食事業では利益の伸びが大きい。ただし、会社が挙げた背景には訪日客や大型パーティーの需要だけでなく、子会社の損益を連結に取り込む期間の違いもある。
売上以上に伸びた連結営業利益
2026年2〜7月期の連結売上高は17,590百万円で、前年同期比1.7%増だった。連結営業利益は667百万円で、前年同期の542百万円に対して23.0%増となった。
小売は緩やかな増益、外食は比較条件も確認
- 連結の食肉等の小売業は、外部顧客への売上高が12,171百万円で前年同期比0.4%増、営業利益が530百万円で同5.9%増だった。中間期中に2店を開き、5店を閉じ、期末の店舗数は147店となった。
- 連結外食事業は、外部顧客への売上高が5,419百万円で前年同期比4.8%増、営業利益が325百万円で同36.1%増だった。前年同期の連結外食事業の営業利益は239百万円だった。中間期中の開閉店はなく、期末の店舗数は47店だった。
会社は連結外食事業の業績について、訪日客や大型パーティーの需要が寄与したほか、前年同期では損益取込期間が短かった雄和の影響もあったと説明している。外食の増益を読む際は、この比較条件も押さえる必要がある。
連結外食事業に含まれる子会社の対象期間は、オーエムツーダイニングと雄和が2025年12月〜2026年5月、焼肉の牛太が2026年1〜6月である。グループの中間連結会計期間とは月の区切りが異なる。
会社はグループの外食事業について、原材料価格や包材費、物流費の高騰などの影響を受け、不安定な経営状態が続くと説明している。その中で店舗改装、人員の再配置、メニュー改定、経費削減を実施した。
次は需要・コストと比較期間を追う
連結外食事業の次の業績では、雄和の損益取込期間の違いが比較にどう影響し、需要やコストの変化はどう説明されるか。
今回の連結決算は売上以上に営業利益が伸びた。連結外食事業の増益を捉えるには、需要の動きと子会社の損益取込期間を合わせて読むことが重要だ。
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