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半期報告書2026年9月14日提出株式会社 トリケミカル研究所

トリケミカル研究所、上期の連結営業利益20.8%増 半導体材料の生産体制を強化

半導体などの製造に使う高純度化学化合物を扱うトリケミカル研究所は、2026年2~7月の連結売上高が前年同期比18.8%増の14,705百万円となった。会社は、生成AI向け新規材料や既存製品の需要増への対応を進めている。南アルプス事業所の生産体制構築に注力するなか、利益と設備投資を支える資金の動きが今回の確認軸となる。

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需要の広がりと連結増収増益

会社は、グループの主要な販売先である半導体業界について、スマートフォン等の個人向け需要は力強さを欠く一方、生成AIの普及に伴うデータセンター投資の拡大や先端ロジック・メモリ向けの堅調な投資に伴い、半導体製造用高純度化学化合物の需要が増加していると説明している。

  • 2026年2~7月の連結売上高は前年同期比18.8%増の14,705百万円、連結営業利益は同20.8%増の3,838百万円となった。
  • 同期間の連結経常利益は前年同期比19.1%増の4,526百万円、連結の親会社株主に帰属する中間純利益は同21.5%増の3,373百万円となった。

グループの利益面では、会社は原材料・エネルギー価格の変動等の影響を軽減するため、経費削減、コスト上昇を踏まえた販売価格改定、グループ会社・部門間の連携を進めたとしている。また、連結経常利益については、韓国関係会社SK Tri Chem Co., Ltd.に係る持分法による投資利益の計上等に言及している。

南アルプス事業所の生産体制を整える

会社は、グループの生産開発能力の向上を進め、新規エッチング材料等の生産拠点である南アルプス事業所の生産体制構築に引き続き注力している。生成AI向け新規材料や既存製品の需要増に対応するため、生産・品質管理体制も継続的に強化していると説明している。

連結営業CFは投資支出を上回るが、内訳も確認

2026年2~7月の連結営業キャッシュ・フロー(営業CF)は4,877百万円の収入となり、前年同期の2,728百万円から増加した。同期間の連結投資CFは2,977百万円の支出で、主な内訳は有形固定資産の取得による2,972百万円の支出である。

当中間期の連結営業CFには、未払又は未収消費税等の増減による1,111百万円のプラスも含まれる。利益の計上に加え、税や営業上の債権・債務の動きを含む資金収支である点を押さえたい。

当中間期の連結財務CFは858百万円の収入となった。連結CF計算書では、長期借入れによる収入2,400百万円、配当金の支払額1,135百万円を計上した。

次に追うのは生産体制と資金の内訳

  • グループの材料需要と南アルプス事業所の生産体制構築は、次の開示でどう進むか。
  • グループの投資支出と連結営業CFの関係は、税や営業上の債権・債務の動きを含めてどう変わるか。
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